Moody’sとStandard&Poorsがトヨタ自動車の格付けを引き下げました

Moody's, S&P, 日本

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Moody’sはトヨタ自動車株式会社の長期発行体格付を『Aa3』 から 『A1 』に格下げし、さらに格付け見通しを『ネガティブ』としました

S&Pはトヨタ自動車株式会社の長期発行体格付を『AA-』で保持し、格付け見通しを『ネガティブ』としました

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(ヽ*´○`*)「Moody’sとS&Pは3月26日にトヨタ自動車の格付けの見通しを『安定的』から『ネガティブ』としたんだ…」ゲッソリ

(’ω`)「Moody’sは格付けを『Aa3』から『A1』に引き下げているネ…」

(;´・ω・)「トヨタ自動車って22日には高岡工場にて新型コロナ感染が確認されてたね…」

(;●▲●)「直近だと23日にインドにある工場を、24日にはパキスタンにある工場を当面の間停止しているみたいだね」

(☆…●)「26日にからは南アフリカの稼働を4/16まで稼働停止するみたいですね」

彡;()() 「おお……もう……」(白目

( ・`ω・´)「さて、まずMoody’sの評価感度を見ていくゾ」

 

Moody’sによるトヨタ自動車への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●前提として、Moody’sは短期的に格付けにポジティブな状況が加わることは考えていない

①財務指標がコロナショック以前の水準にもどった場合

②現在の負債を上回る現金を維持し、EBITDAマージンを10%超え且つ、有利子負債/EBITDA倍率を 1.0 倍未満で維持できた場合

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①需要の落ち込みが想定を超えて長期化かつ深刻化した場合

②バランスシートが悪化した場合

③A1のピア帯に対し、相応の水準に回復するまで長い期間を要すると判断された場合

 

(ヽ*´○`*)「…」

(;´・ω・)「ちょっと辛辣すぎんよ…」

( ・`ω・´)「続いてS&Pの評価感度を見ていくゾ」

 

Standard&Poorsによるトヨタ自動車への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

詳しい記載なし

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①EBITDAマージンが約10%に下がった場合

② EBITDAマージンが今後1〜2年で着実に回復する可能性が低いと判断された場合

 

彡;(゚)(゚)「どちらの格付け機関も、考えや見通しは同じみたいンゴね…」

(;´・ω・)「日本製の車の半分を輸出しているから、主要通貨に対する急激な円高の影響を受けやすいみたいだね…」

(●゚◇゚●)「ころなうぃるすかあ…」

(●^◇^●)

( ;´・ω・)「笑えないんだよなあ…」

 

 

(∂ ε ∂)「トヨタ自動車だけではありませんが、以前状況は厳しそうですね…」

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