Moody’sは日産自動車の格付けと見通しを引き下げ、Standard&Poorsは格付け見通しを引き下げました

Moody's, S&P, 日本, 格付け

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Moody’sは日産自動車株式会社の長期発行体格付を『Baa1』 から 『Baa3 』に格下げし、さらに格付け見通しを『ネガティブ』としました

S&Pは日産自動車株式会社の長期発行体格付を『BBB+』で保持し、格付け見通しを『ネガティブのクレジット・ウォッチ』としています

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(ヽ*´○`*)「Moody’sとS&Pは3月26日に日産自動車の格付けの見通しを『安定的』から『ネガティブ』としたんだ…」ゲッソリ

(’ω`)「Moody’sは格付けを『Baa1』から『Baa3』に引き下げているネ…」

(;´・ω・)「2ランクダウンかあ…」

(;●▲●)「27日に日本国内にある3つの工場を、一時休止にするみたいだね」

(☆…●)「需要減少による生産調整ですねえ…」

彡;()() 「トヨタに引き続き、日本の製造業は大ダメージやね……」(白目

( ・`ω・´)「さて、まずMoody’sの評価感度を見ていくゾ」

 

Moody’sによるトヨタ自動車への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●前提として、Moody’sは短期的に格付けにポジティブな状況が加わることは考えていない

①財務指標がコロナショック以前の水準にもどった場合

②EBITDAマージンを5%超えの見通しが立った場合

③配当支払い後のFCF(フリーキャッシュフロー)を黒字化できた場合

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①2020年後半にかけて相応な水準の営業利益を確保することができないと判断された場合

②需要の落ち込みが想定を超えて長期化かつ深刻化した場合

③バランスシートが悪化した場合

④Baa3のピア帯に対し、相応の水準に回復するまで長い期間を要すると判断された場合

 

(●゚◇゚●)「もしかして たいへん?」

(;´・ω・)「大変どころじゃすまないんだよなあ…」

( ・`ω・´)「続いてS&Pの評価感度を見ていくゾ」

 

Standard&Poorsによるトヨタ自動車への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●詳しい記載なし

●ただし、自動車事業で実質無借金の健全な財務体質を維持していることは評価

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●EBITDAマージンが6%超えの見通しが遠のいた場合

 

彡;(゚)(゚)「自動車産業は軒並み死に体ンゴね…」

(;´・ω・)「ちょっとでも兆しが見えればいいんだけどね…」

 

 

(∂ ε ∂)「トヨタ、日産、ホンダ、ヤマハと続々引き下げられていて笑えませんね…」(遠い目

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