Moody’sは日本生命と大樹生命の保険財務格付けをそれぞれ『A1』で維持し、格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』に引き下げました

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Moody’sは日本生命保険相互会社と大樹生命保険株式会社の保険財務格付けをそれぞれ『A1』で維持し、格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』に引き下げました

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(ヽ*´○`*)「Moody’sは4月22日に日本生命と大樹生命の格付けの見通しを『安定的』から『ネガティブ』としたんだ…」ゲッソリ

( ・`ω・´)「格付け評価は『A1』と変わっていないゾ」

(●゚◇゚●)「すえおき」

彡(゚)(゚)「Standard&Poor’sも同様のアナウンスを出しているから、良かったら見ていってクレメンス」

( ・`ω・´)「それではMoody’sによる日本生命と大樹生命の評価感度を見ていくゾ」

 

Moody’sによる日本生命と大樹生命への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●前提として、Moody’sは短期的に格付けにポジティブな状況が加わることは考えていない

①日本生命の経済価値ベースの資本基盤の大幅な改善が持続的にみられた場合

②収益性が現在の水準から大きく悪化せず維持された場合

③ハイリスク資産の調整資本に対する比率が100%未満に低下し、その水準で維持された場合

上記項目を満たした場合、格付け見通しを『安定的』に引き上げる可能性がある

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①日本生命の経済価値ベースの資本基盤に大きな改善がみられなかった場合

②収益性が低下し、5年平均のROCが1%未満に低下した場合

③デュレーション・ギャップが拡大した場合

④ハイリスク資産の調整資本に対する比率が250%を上回った場合

⑤日本の国債格付が格下げされた場合

 

(;´・ω・)「日本の格下げはありえそうなのがね…」

彡;(゚)(゚)「まぁ、COVIDー19次第ンゴねえ…」

( ・`ω・´)「コロナの発端による原油安や世界経済の見通し悪化等、様々なセクターが広範囲にわたってショックを受けているのが難しいところだゾ」

(●゚◇゚●)「きつい」

(☆…●)「しばらく、むずかしい局面が続きそうですね…」

 

(∂ ε ∂)「S&Pに続いてMoody’sも続いてきたので、見通しは悪そうですね…」(遠い目

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