Standard&Poor’sは3メガ銀の15社の格付けを据え置き、格付け見通しを『ポジティブ』から『安定的』へと引き下げました

S&P, 日本, 格付け

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Standard&Poor’sは3メガ銀の15社の格付けをそれぞれ据え置き、格付け見通しを『ポジティブ』から『安定的』へと引き下げました

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(ヽ*´○`*)「Standard&Poor’sは4月24日に3メガ銀の15社の格付け見通しを『ポジティブ』から『安定的』に引き下げたんだ…」ゲッソリ

(●▲●)「格付けは据え置きだね…」

(;´・ω・)「COVID-19の景気減速は計り知れないね…」

彡(゚)(゚)「ちょっと格付けアナウンスが多いから、簡単にまとめるやで」

 

MUFGグループの長期発行体格付けアナウンス

①三菱UFJフィナンシャル・グループ

長期発行体格付けを『A-』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

②三菱UFJ銀行

長期発行体格付けを『A』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

③三菱UFJ信託銀行

長期発行体格付けを『A』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

 

SMBCグループの長期発行体格付けアナウンス

①三井住友フィナンシャルグループ

長期発行体格付けを『A-』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

②三井住友銀行

長期発行体格付けを『A』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

 

みずほグループの長期発行体格付けアナウンス

①みずほフィナンシャルグループ

長期発行体格付けを『A-』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

②みずほ銀行

長期発行体格付けを『A』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

③みずほ信託銀行

長期発行体格付けを『A』で維持、見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げ

 

彡(゚)(゚)「詳細は他にもあったけど、今回は国内に絞ってまとめてみたンゴね」

(;´・ω・)「怒涛の引き下げラッシュだね…」

( ・`ω・´)「それでは、Standard&Poor’sの評価感度を見ていくゾ」

 

Standard&Poor’sによる3メガ銀への評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①日本の国債の格付けが引き上げられた場合

②各グループが資産の質や、余裕のある収益性を維持できたた場合

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

●現状、日本の国債格付けが『ポジティブ』(2020/4/3付け)である以上、格下げとなる可能性は低い

①グループ内での自己資本とリスク資産のバランスが悪化した場合

②外貨資産の拡大により外貨調達構造に下方圧力がかかった場合

③資産の質が大幅に劣化した場合

 

(;´・ω・)「とりあえず、当面の格下げはなさそうな感じなのかな?」

彡(゚)(゚)「ただ、日本の国債の長期発行体格付けが格上げとなったとしても、各社の格上げは遅れる懸念があるンゴね…」

(☆…●)「正直、しょうがないのではないかと思いますけどね」

( ・`ω・´)「COVIDー19は金融セクターだけでなく、幅広い分野で影響を出している以上、余波を受けるのは仕方ないと見ているゾ」

 

(∂ ε ∂)「まぁ、あまり心配はしていません」(慢心

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