Standard&Poor’sは南アフリカの格付けを『BB』から『BB-』へと引き下げ、格付け見通しを『安定的』としました

S&P, 南アフリカ, 格付け

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Standard&Poor’sは南アフリカの長期外貨建ての国債格付けを『BB』から『BB-』へと引き下げ、格付け見通しを『ネガティブ』から『安定的』としました

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(*^○^*)「南アフリカのZARは高金利だからスワップポイントでウハウハなんだ!」

(*^○^*…「Moody’sでジャンク級にされてFitch Ratingsで格下げされちゃったけど、まだまだめげないんだ!」

(*^○^…「耐えていれば、どーんとランド高に跳ねているはずなんだ…」

(*^○…「夢のスワポ生活なんだ…」

(*○…「含み損もコロナさえ収束すれば…きっと…」

(○…「……」

○…

彡;()()「アカン…またポジハメ君が…」(1か月ぶり3度目

(’ω`)「Standard&Poor’sは4月29日に南アフリカの格付けを『BB』から『BB-』へと引き下げ、格付け見通しを『安定的』としたネ…」

(;´・ω・)「Moody’sとFitch Ratingsの格付けに関しては、下の記事も見てみてね」

( ・`ω・´)「Moody’sのジャンクへ引き下げが発表されてから、ランド安が止まらないような印象だゾ」

(☆…●)「今は5.8円付近でうろついている感じですね…」

(;●▲●)「最も低い資適格級を3段階も下回っている状況はいよいよ笑えなくなってきているね…」

( ・`ω・´)「それでは、Standard&Poor’sの評価感度を見ていくゾ」

 

Standard&Poor’sによる南アフリカへの評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①政府の改革により、政府総債務残高(GDP比)の上昇を確実に食い止めることができた場合

②南アフリカの一人当たりの実質 GDP 成長率が上昇した場合

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①南アフリカの経済見通しが回復せず、資金調達に圧力を受けた場合

②南アフリカの投資や経済の見通しが損なわれると判断された場合

 

彡;(-)(-)「S&Pは 2023年までに国債の返済コストがGDP比で約6.5%に増加すると予想しているンゴね…」

(;´・ω・)「財政赤字が止まらないってことだね…」

( ・`ω・´)「ちらっとIMFで経常収支(GDP比)と政府総債務残高(GDP比)を調べてみたゾ」

 

IMFによる南アフリカの経常収支(GDP比)と政府総債務残高(GDP比)の予想

経常収支(対GDP比) <2019年からはIMFの推計値>

2018年:-2.541  2019年:-3.132  2020年:-3.623

2021年:-3.620  2022年:-3.822  2023年:-4.246

政府総債務残高(対GDP比) <2019年からはIMFの推計値>

2018年:56.710  2019年:59.873  2020年:64.193

2021年:67.916  2022年:71.073  2023年:74.089

 

彡;(゚)(゚)「見事なまでに右肩下がりンゴね…」

(●▲●)「Fitch Ratingsも公表していたけど、もともと鈍化していた経済成長と不安定な財政に加え、COVID-19でさらにといった内容だったかな」

(;´・ω・)「投資適格級の国々は2021年から回復の目途が立っている一方、兆しが見えないというのが苦しそうなところだね…」

 

(∂ ε ∂)「パット見ですが、為替市場に影響が出ていないのが不安ですね…」(震え声

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