Moody’sはサウジアラビア政府の発行体格付を『A1』で維持し、格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』としました
Moody’sはサウジアラビア政府の発行体格付を『A1』で維持し、格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』へと引き下げました
(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」
(ヽ*´○`*)「Moody’sは5月1日にサウジアラビア政府の発行体格付の見通しを『安定的』から『ネガティブ』へと引き下げたんだ…」ゲッソリ
(☆…●)「格付けは『A1』で維持ですね」
(●゚◇゚●)「すえおき」
(;´・ω・)「でもこの前、Fitch Ratingsは格付け維持のアナウンスを出していたよね…」
彡(゚)(゚)「その件については、下記リンクから見てみてクレメンス」
(;●▲●)「COVID-19を発端に世界的な石油需要と価格へのショックがあったからね…」
(’ω`)「Fitch Ratingsは格付け維持だったんだけどネ…」
( ・`ω・´)「それでは、Moody’sの評価感度を見ていくゾ」
Moody’sによるサウジアラビアへの評価感度
ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです
①サウジアラビア政府がバランスシートの悪化を抑制できた場合
②石油収入の不足を相殺することができるような財政健全化策を実施することで、サウジアラビア政府の債務残高を安定化ることができた場合
ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです
①サウジアラビア政府の大幅な財政悪化の可能性が高まった場合
②サウジアラビアの石油生産と輸出を脅かすような地政学的リスクが浮上してきた場合
(;´・ω・)「これを見る限り、カギを握るのは石油産業の動向次第だね…」
彡(゚)(゚)「石油の需要が高まれば、見通しも『安定的』に引き上げられるやろうけど、需要が一向に増えないときは格下げになるやろな…」
(☆…●)「ただ、格下げされていないということは、サウジアラビア政府の財政や資金の余裕を評価してそうですね」
彡(゚)(゚)「COVIDー19の収束に伴い、石油の需要が高まれば、おのずと元に戻ると思われるンゴね…」
(∂ ε ∂)「石油資源があるから大丈夫と思ってましたが、まさかここまで需要が減るとは思いませんでした」(小並感
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