Fitch Ratingsはフィリピンの長期発行体デフォルト格付を『BBB』で維持し、格付け見通しを『ポジティブ』から『安定的』へ引き下げました

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Fitch Ratingsはフィリピンの長期/短期発行体デフォルト格付を『BBB/F2』で維持し、格付け見通しを『ポジティブ』から『安定的』へと引き下げました

 

(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」

 

(ヽ*´○`*)「Fitch Ratingsは5月7日にフィリピンの長期発行体格付の見通しを『安定的』から『ネガティブ』へと引き下げたんだ…」ゲッソリ

(●▲●)「格付けは『BBB』で据え置きだね」

(;´・ω・)「東南アジア圏はボロボロだね…」

彡;(゚)(゚)「逃れられないンゴね…」

(’ω`)「COVID-19によってロックダウンを実施した結果、短期的にマクロ経済の悪化や財政見通しの悪化が懸念されているみたいだネ…」

(☆…●)「こればかりは仕方ないですよね…」

( ・`ω・´)「それでは、Fitch Ratingsの評価感度を見ていくゾ」

 

Fitch Ratingsによるフィリピンへの評価感度

ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①マクロ経済の安定を維持しつつ、COVIDー19からの回復とすさまじい経済成長の見通しが立った場合

②『BBB』帯の国々の中央値にむけたガバナンスの強化が見られた場合

③政府の歳入基盤の継続的な拡大により財政が強化され、政府総債務残高(GDP比)が低下傾向になった場合

ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです

①マクロ経済が不安定化し、経済が悪化する見通しが立った場合

②外貨準備高、経常赤字、対外純債務などの対外指標が悪化し、ショックに対しての経済の回復力が低下したと判断した場合

③金融システムの不安定性や、緊張ににつながる銀行の資産の質の低下が確認された場合

 

彡;(゚)(゚)「COVIDー19のせいで2020年の経済の予測はかなり不確定になっているみたいンゴね…」

(;´・ω・)「下振れ方向なのは間違いなさそうだけどね…」

(;●▲●)「フィリピンの経常収支も2019年の-0.2%から、2020年にはGDP比-1.6%程度に拡大する見通しも立ててるね…」

( ・`ω・´)「今後はCOVIDー19の収束した後に、いかに経済をいかに回復・成長させることができるかが焦点になってくるゾ」

 

(∂ ε ∂)「東南アジア圏は辛そうですね…」

(∂ ε ∂)「観光産業が壊滅的なのは他の国でも変わりませんけどね…」(涙目

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