Moody’sはブラジル政府の長期発行体格付を『Ba2』で維持し、格付け見通しを『安定的』と維持しました
Moody’sはブラジル政府の外貨建ておよび自国建て長期発行体格付を『Ba2』で維持し、格付け見通しを『安定的』と維持しました
(∂ ε ∂)「以下、詳細となります。」
(●▲●)「Moody’sは5月15日にブラジルの外貨建ておよび自国建て長期発行体格付を『Ba2』で維持し、格付け見通しを『安定的』と維持すると発表したよ」
彡;(゚)(゚)「…?」
(;´・ω・)「安定的…?」
(;*^○^*)「あ…安定的なんだ!」ポジポジ
(’ω`)「そりゃ困惑するよね…」
彡;(゚)(゚)「ブラジルに関してはStandard&Poor’sとFitch Ratingsも見通し引き下げアナウンスが出ているけどもMoody’sは安定的で維持ンゴねえ…」
( ・`ω・´)「それでは、Moody’sの評価感度を見ていくゾ」
Moody’sによるブラジルへの評価感度
ポジティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです
●COVIDー19の収束の後にブラジル政府の改革によって、財政の健全化と経済成長の促進につながったと判断された場合
ネガティブな評価アクションを引き起こす要因は次のとおりです
①COVIDー19の収束の後のブラジル政府の改革によって、財政の悪化および経済成長の阻害が生じた場合
②COVIDー19ショックが深刻化、長期化した場合
彡;(゚)(゚)「なんでネガティブにならないのか正直疑問ンゴね…」
( ・`ω・´)「Moody’sは見通し『安定的』の理由に、今年大きなマイナス成長をするものの来年からは財政再建と改革の実施により回復する見通しがあるみたいだゾ」
(☆…●)「ブラジル政府が比較的大きな財政・金融政策の対応のために、複雑な憲法改正を承認するために議会が迅速に行動したことを評価しているみたいですね」
(;´・ω・)「どこの国でも財政出動して大幅な赤字を覚悟して動いているんだけどね…」
( ・`ω・´)「少なくともこの状況下での格上げアクションは難しいと思うが、COVIDー19の対応次第ではどちらにも動く可能性があるから要注意だゾ」
(∂ ε ∂)「個人的にCOVIDー19への対策のために財政を動かすのは必然だと思うので、そこを評価して安定的の見通しは、少し疑問なんですけどね…」(無知
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